きっかけは、東日本大震災だった。

東京にいた私は、何でもあると思っていたその暮らしが

まやかしだったことに氣が付いた。

 

食べる物のすべてを誰かに委ねていることに恐怖を感じた。恥ずかしさを覚えた。

 

食べる物くらい、自分で育てられる人になりたい!

お金に頼りすぎない。

石油や電氣がなくても大丈夫と言える。

そんな生き方をしたいと思った。

そしたら自然農に出会って

沢山の仲間に出会った。

 

そんな私が、大切にしていきたいこと、アレコレ

 

 

 

 


「種」のこと

お野菜もお米も、種がないと育たない

全ての始まり、種の事。

 

はるもにあの畑ではほとんどのお野菜は固定種のもの。

出荷には向かないことが多いから、大きな農家さんは選びにくい

小さな農家だからこそ出来ること。

 

「固定種」

過去からつながってきた種

未来へ繋げることのできる種

少しずつ、少しずつ変化しながら世界を旅したきた種

伝わった土地の気候に応じ生き残ってきた種

その土地の人の好みに合わせて選抜されてきた種

顔も知らない、名前も知らない誰かが育て続けてきてくれた種

 

「表れる性質が安定しているため、自家採種に向いている」

 

大きな育種会社から離れて

同じ志を持つ仲間とつながろう

種を抱え込まないで、解放しよう

種がまた自由に旅を始めるよ

 

種を守ろう

種を育てよう

未来へつながる希望を残そう

 

 


遺伝子組み換え作物のこと

 

今一般的に販売されているお野菜のほとんどは、一代雑種。固定種とは違い、その種をとって育てても同じ性質のものは育たないから、毎年毎年種を買い続ける必要があります。見栄えの良さや、姿かたちの揃いの良さ、成長の速さや病害虫への抵抗性、多収性、保存性の良さ、くせのない味など、現代の消費・流通の仕組みに求められて品種改良がなされています。今の日本の食卓はこの一代雑種のお野菜がないと成り立たないものとなっています。

 

それとはまったく別に、遺伝子組み換え種の問題があります。

 

自然界ではおこりえない遺伝子の組み換えが行われた作物。

 

この遺伝子の組み換えが将来的にどのような結果をもたらすのか、まだ分かっていません。

それを食べ続けた結果、あるいはその作物が地球上に増え続けた結果、どんなことにになるかはまだ、誰も知りません。(本当はわかっているけど、その現実を見たくないだけかもしれません)

 

実は、遺伝子組み換え作物は、私たちの生活にすでに入り込んでしまっています。

例えばトウモロコシ。トウモロコシから作られる様々な食品添加物、家畜飼料を通じて私たちの体にも影響を与えているかもしれません。(醤油や、コーン油、マヨネーズなどには遺伝子組み換え作物を原料としていても表示の義務さえもないことをご存知ですか?)

 

遺伝子組み換え作物は、たとえばある特定の除草剤に対しての耐性を持っています。その除草剤はすべての草を枯らします。でも、遺伝子組み換え作物だけは枯れない。それが効率的で、合理的で、すべての人を飢餓から救う画期的なものだと、大きな会社は宣伝します。その除草剤が、かつては枯葉剤と呼ばれていたことを隠して・・・・その除草剤が、環境に対してどんなにかひどい影響を与えることを、ごまかして・・・・

 

 

遺伝子組み換え作物が、どのように生き物に影響を与えるか、この星に影響を与えるか、

その結果が出てからでは、もう遅すぎるのです。

 

「遺伝子組み換え作物」を、簡単に信じない。

「遺伝子組み換え作物」に、簡単に支配されない。

 

そのためにも、種の自由を守り続けること。農家だけではなく、この星に生きるすべてのニンゲンが考えていかないといけない問題だと思うのです。

 

健康な暮らしを子どもたちに残すために!

今できることからはじめていきたいと思います。

 

 

種を分けていただいているところ

 

野口種苗さん

たねの森さん

光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)さん

自然農法国際研究開発センターさん

つる新種苗店さん

 

 

志同じくする、全国の仲間との種交換も積極的に行っています。

 

 

 


「なくても大丈夫」といえるように

昔の人の知恵。そして、与えられた体。大切に使っていこう。

 

 

石油や電氣や、大きな機械がなくても大丈夫。

食べる物、ちゃんと育てられるよ。

 

 

それは、唐箕。

それは、足ふみ式脱穀機。

それは、踏み込み温床。

それは、稲架掛け天日干し。

それは、鎌。

それは、スコップ。

それは、くわ。

 

単純な仕組み、シンプルなやり方。

難しいことは何もない

からだをしっかり使う事

頭をちゃんと働かせること

私たちのうちに眠る、ご先祖様たちの経験を呼び覚まそう

 

大丈夫

電気も石油もなくっても

大きな機械がなくっても

人はずっと生きてきた。

 

私たちもそのやり方を選べるよ。

 

 

 

機械の音のない田畑で聞こえるのは

虫の声

風の音

草のささやき

 

心静かに、自然と自分と向き合う時間が流れます。